×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。







「なに?」
「なんでも」

そう言って憂佳は大きく首を振った。何でもないってゆうから視線を携帯に戻したけど、やっぱり見られてる気がして顔を上げる。ホテルの大きなクッションを膝の上に抱いて、何をするでもなくわたしを見ている憂佳。
黒目がちな瞳と目が合うと、いつもみたいにへらっと笑う。

へんなの。
ま、いっか。
また携帯に視線を戻すと、視点の向こうのぼやけたなかで憂佳がこっちに近寄ってきてる気がした。何?何だろう。

「ゆうか?」
「そっち行ってい?」

いいけど、と言い切る前に憂佳はわたしのベッドに腰を下ろす。
うーん、へんなの。同じ部屋になるのは久しぶりだけど、こういうのはなかなか無い。憂佳はわたしを見るのをやめてくれなくて、だから携帯を閉じて置いた。
端っこに座ってる憂佳のそばまで移動して、横から抱きついてみる。痩せてるのに柔らかいからふしぎ。へへっ、と笑ったかと思うと白い腕が伸びてきて、今度はわたしが抱きしめられた。
それはちょっと恥ずかしくて、なにー?と笑うと憂佳も笑う。でも離してくれない。
ゆうか?んー?何かへんだね。そんなことないよ。
顔が見えなくて、耳の後ろあたりから憂佳の声が響く。背中をぽんぽんと叩いてもびくともしない。かかる体重がだんだん重たくなってる気がする。呼びかけても返事が無くなる。まさか寝ちゃってないよね?

「かのん?」
どうしよう、と本気で困ってきたころに突然名前を呼ばれた。ああ良かった。身体は抱きしめられたまま、憂佳の顔が目の前に現れる。
なに?あのね。うん。あのさ。もう、早くゆってよ。

「彩花ちゃんのこと好き?」
「え?好きだよぉ」
「紗季ちゃんのこと好き?」
「好きだよ」
「じゃあ憂佳は?」

「…好きだよ」

あ、やっぱり気にしてるんだ。そう思ったら答えるのが遅れて、その一瞬の間に憂佳は不満げに口を結んだ。
「好きだよー、ゆうかのこと」
「いいよ。べつに」
いじけた憂佳がそっぽ向くから、身体をゆすって訴えるように名前を呼ぶと、への字口のままこっちを向き直す。
「好きだよ?」
「うん」

あ、と思ったときにはもう憂佳の顔で視界がいっぱいになった。

柔らかい感触が唇に触れて、ほんの少しだけあったかいななんて思う。目の前には憂佳の閉じられた瞼しか無くて、世界がひっくり返ったみたいな気分になる。
わたしの身体は憂佳の腕のなか。金縛りにあったみたいに動かない。

ほんの二秒か三秒、たぶんそれくらいで、憂佳の唇は離れてった。
言葉が出てこない。身体も動かない。憂佳はまっすぐにわたしを見ながら、薄く開いた口を閉じる。

なんで?なんでキスなんかしたの?いま怒ってたのに?なんで?
上唇にも下唇にも憂佳の感触が残ってて、それが触れあうのがなんだかとても恥ずかしくて、わたしはぼけっと口を開いたまま。無表情だった憂佳が満足そうににこっと笑って、頭ん中がぐちゃぐちゃになる。

「……なんで?」

やっとのことで絞り出したわたしの言葉に、憂佳はんー、と小さく唸って首を傾げる。肩に手を置いて身体を離そうとすると、その腕を掴まれてまた自由がきかなくなってしまった。

「なんでだろ?」
なんでだろって。そんな無責任な。人の唇奪っといて、何でだろう?
「あはは、花音真っ赤だよ」
そっちだって真っ赤なくせに。あははって、なんでそんな普通に笑ってんの…

掴まれた腕が自由になって、でも突き放す気力もなくって、憂佳の手がわたしの髪をかき上げた。そのままそっと頬に添えられて、今度は顔が逃げられなくなる。目が合ったらまた何かされる気がして、せめてもの抵抗に視線を逸らす。憂佳のもう一方の手が、脱力したわたしの手を握った。


「ね、えっちしよっか」


「……はぁ?」
いよいよ憂佳の言ってることがわからない。この流れで何でそうなんの?わたしが今どんな気持ちで、あんなことされて。だいたい、えっちって、えっちって…

そんなこと。想像してしまって一瞬で消す。恥ずかしくて一気に頭に血が昇る。

「ゆう…」
「かのん」

「あ、ゆうかのんになった。とかいってー。あはは」
「…あ、あははじゃないでしょ」
「だって何かおかしくない?憂佳たち」
「おかしいよ」

なに笑ってるんだろう。攻め手の余裕?わたしのことをからかって遊んでるんだ、
きっとそうだ。じゃなきゃわたしたちキスなんてしないしえっちするなんて言ったり。
憂佳。


「あたし花音が好きだよ」

わたしだって憂佳のこと、好きだよ。でもどうやら憂佳の好きとわたしの好きとはちょっと違うのかもしれない。こういうこと出来ちゃう好き、なんだ。よくわからないけど。

「かのん、しようよ」

なぜか憂佳はとても切ない顔をしていて、きっとわたしの顔はまだ真っ赤で、わたしたちの手は繋がれていて。



   ◇   ◇   ◇



目が覚めるともう朝日は昇っていて、すき間から差し込む陽が妙に神々しい。どんな夜を過ごしても、必ず夜は明けてくれる。隣で爆睡する憂佳を見て、改めてそういうことに感謝した。
思い出すとくらくらするくらいに、ゆうべのことはまだ鮮明に頭に残ってる。わたしたちはキスした。憂佳がえっちしようって言った。よくわからないまま何度もキスされて、上半身だけ脱がされて少し胸とか触られて、いきなり憂佳が「続きは今度ね」って言い出して、それで終わった。
寝よっか、って言われたときに、わたしだけ裸ですごく恥ずかしかった。

最っ低。最低。最低。もう二度と憂佳と一緒の部屋になりたくない。
でもこんなこと、誰にも言えない。キスしたぐらいなら冗談で済むかもしれないけど、何ていうかそんな、それ以上のことを。
嘘みたいでばかみたいで悔しくて、まだ隣で寝てる憂佳を軽く叩いた。そんなことしたってちっとも起きない。ひとの気も知らないで。



「あたし花音と一緒がいいな」
遠征二日目、いつも通りにくじ引きで部屋割を決めようとしたら、憂佳が何の遠慮もなくそう言った。わたしはびっくりして開いた口がふさがらなかった。紗季もあやちょも不思議そうに憂佳を見る。そんなことを誰かが言い出すのは異例で、なんで?って紗季が聞くと、昨日終わらなかった話があって、なんて憂佳はもっともらしいことを言う。ほんとのことなんて微塵も言えないから、わたしは口を挟めない。
ゆうかのばか。そんなの反則だ。

公演が終わってホテルに戻り、マネージャーさんからキーを受け取った。何だかずっしりと重い気がする。憂佳のほうを見ても、うまく目が合わないように逸らされてるみたい。
できるだけ部屋にいたくないから、紗季にコンビニ行こうって誘っても、こんなときに限って行きたがらなかったりする。もうどうしたらいいのかわかんない。

「もう疲れたし。いいじゃん、憂佳と話あるんでしょ?」
「えー?ぅん…」

喰い下がることもできないから、ぐだぐだと紗季に絡んでから仕方なく部屋に入った。憂佳の姿は見えなくて、バスルームからシャワーの音が聞こえて少し安心する。憂佳が出たらわたしもすぐに入って、あとはもう疲れたからすぐ寝よう。そうしよう。そうしないと、「続き」とやらをされちゃうかもしれない。わたしは、また抵抗できないかもしれない。


のぼせそうになるまで湯船に浸かってバスルームから出ると、憂佳は普通にベッドの上に座って携帯をいじってるだけだった。
わたしが自分のベッドに入ろうとすると、ブログ書いた?とか聞かれて、今から、とか答えて、憂佳があまりにも普通で困った。べつに重苦しい空気を期待してたわけじゃないけど、それにしても普通すぎるんじゃない?
これじゃますます昨日のことが恥ずかしくなってくる。

お願いだから、どんなつもりであんなこと、わたしにしたのか教えてよ。

縋るような気持ちで憂佳を見ても、視線は手元の携帯に固定されていてまったく合いそうにない。かちかちとボタンを押す音ばっかり響いて、沈黙が続く。


「花音」

沈黙は破られた。と思ったのは一瞬で、振り返って憂佳を見ても、下を向いたまま微動だにしない。
怖いよ。憂佳、なに考えてるの?

またしばらく沈黙が続いて、憂佳が顔をあげてわたしを見た。身体が動かなくなる。ゆっくりと憂佳がわたしのベッドにやってきて、そばに座った。白い腕が視界を掠めて、頭を撫でられる。じっと絡みあう視線。
だんだんと憂佳の顔が近付いてくる。
恐る恐る瞼を閉じると同時に、唇が触れた。

頭の奥がじんわりと痺れる。憂佳の手が腰に添えられる。微かに動く右手で憂佳の上着の裾を握った。
離れては触れて、触れては離れる。もう何回キスしたかわかんない。ときどき薄く瞼を開けると、視線がぶつかって恥ずかしくてまた閉じる。ちょっと長めのキスの去り際、ほんの少し憂佳の舌が触れた。一瞬の間のあと、すぐにまた触れる。今度は唇が触れたと同時に舌も触れた。上唇と下唇のあいだ、少し強引に舌が割り込んでくる。
熱くて柔らかくてへんな感触。
苦しくて目を開けると、今度は視線は合わない。憂佳の瞼は固く閉じられたまま開かない。目が合っても恥ずかしいけど、見えないのはそれはそれで不安になる。きっと今は何を言っても、憂佳は聞かない。
ときどき生まれる隙間から何とか呼吸する。キスがこんなに激しいものだって思わなかったし、このままどうなっちゃうんだろうって、すごく怖い。憂佳。

「はぁ…」

長い長いくちづけのあと、ようやく離れた唇。憂佳の瞳はまっすぐわたしを見つめてて、なんか逸らせない。いつのまにかわたしの身体は憂佳の腕の中で。

「…かのん、顔真っ赤。」
憂佳だって、憂佳だって真っ赤なくせに。


ゆっくりゆっくり、ふたつの身体がベッドに沈んでく。
柔らかいシーツに背中が埋まっていくのと、同時になんだかすぅっと不安が飛んでいったみたいに、不思議と怖くなくなってくる。けど、憂佳は優しくしてくれそうにないよね。

「大丈夫。えーとね、…優しくするから」

なんて言って、憂佳はにこって笑った。憂佳のばか。

静まりかえった部屋のなか、わたしたちはベッドの上で抱きあったままキスを繰り返す。さっきよりも激しく、唇の端からどっちのものかもわかんない唾液が漏れる。
きっと今ごろ隣の部屋では、紗季とあやちょがくだらないこと話して笑ってたりするのかもしれない。そんな隣でわたしたちはこんなことしてて、いやらしいとか思う感覚もどっかいっちゃってて、ただただ不思議な感覚で。
憂佳はどんな気持ちなんだろ。全然わかんないけど、あっついくらいの舌の温度とか何かもどかしそうな手の動きとか、いっぱいいっぱいなのかもしれないと思った。
そのうち背中にあった手がだんだん下にいって、わたしの上着の裾を掴んだ。と思ったら一気に捲りあげられて、昨日みたいな恐る恐るな動きじゃないのが、いよいよなんだなって気になった。
唇が離れて、同時に憂佳が上になる。乱暴に腕から上着が抜かれて、下着も剥ぎ取られるみたいに脱がされた。
ほら、ぜんぜん優しくないよ。

「まって、…電気、消して」
「…ん」
灯りを落とす憂佳を見上げながら、いま言った言葉をちょっと後悔した。これじゃまるで、続きどうぞって言ってるみたいじゃん。ああ、もーダメだ。


裸で寝転がるわたしを見下ろして、憂佳は一瞬何か言いたげな顔をしてから、自分の服も脱いで静かに投げ捨てた。
昨日は見られなかった憂佳の肌。せつない表情。部屋はかなり暗いはずなのに、オレンジに透き通って、光って見える。
目のやり場に困って、わたしは横を向いた。あ、これじゃあ、憂佳が何してるのかわかんないし…。

視界のはじっこで憂佳が動いた。指が胸に触れた。と思ったら唇だった。
髪の毛が、てか全部くすぐったい。呼吸が浅くなる。やばいへんな声でそう…

「花音…かわいーね」

胸元に憂佳の声と息がかかって、思わず全身が震えた。腰とか肩とかくすぐるみたいに撫でられて、たまんない。苦しい。

「…ふぁ…」

がまんできなくて、息と一緒に音が漏れる。もう恥ずかしくて死にそう。敏感な部分に舌が触れて、また全身が震える。くすぐったいのとは違う変な感覚に、怖くて必死で憂佳に掴まった。さらさらの背中にも憂佳の体温がちゃんとあって、妙な安心感と触れあってる実感でまた恥ずかしさがこみ上げてくる。

「…ゆうか……、ゃ…」
もう自分がなんて言ってるのかとか頭に届かなくて、腕の中の憂佳の存在だけが頼りで。へんな声出てたらどうしようとか、感じてるって思われたら恥ずかしくて死にそうとか。もう、昨日みたいに急にやめないよね?とか。憂佳。

わき腹あたりをくすぐってた手の感触が、下腹部を少し撫でたと思ったらもっと下まで行って。
「……!、まっ…!」
待って、もろくに発音出来なかった。憂佳は強引だから、当然待ってなんてくれなくて。

今まで誰にも触られたことないようなとこに、憂佳はあっさり触れた。
肝心なところにはまだ触れないけど、脚の付け根とか、ゆっくりとくすぐられて。
抵抗したくても、もう必死すぎて憂佳にしがみつくしかできない。恥ずかしくてほんとに死にそう。
耳元で名前を呼ばれて、そのあまい響きが耳の奥から頭のてっぺんまで痺れさせる。憂佳がどんな顔してわたしにこんなことしてるのか見たくて、うっすらと瞼を開いてみるけど視界がかすんで全然わかんない。朦朧とした意識の中、憂佳の荒い吐息だけが響く。そこではゆらゆらと憂佳の感触が動く。いつ触れられるのか怖い。またへんな声出ちゃったらほんとにやだ。


「っひゃ…!」

突然、ぬるり、とした感触が襲う。
たぶん、それはわたしの体液の感触で。でもどこに触れられてるのかわかんない。
だってこんなのはじめてだし。呼吸が、くるしい、憂佳。

「ゆ…、か、っは、……んぅ…」

やばいやばいやばい。もう全然なんもわかんない。気持ちいとかも思えない。余裕ない。腕の中の憂佳だけがすべて。

霞む視界にぼんやりと憂佳を捉えた。なんか、困ったみたいな顔してて、ほっぺたなんか真っ赤で、笑える。でももちろん笑える余裕なんてないから、必死で口づけた。荒い息が混じりあって熱くてあつくてどうにかなりそう。

口内に憂佳の舌が入ってきて、あ、舌だけじゃない、なんか、なかに、入っ…


何かに、侵入されるみたいな感覚。

てか実際、侵入されてる…よね、憂佳に…。やばい、もうだ…め、


ゆっくりゆっくり、でも確実に、わたしの奥にむかって憂佳が入ってくる。痛いとか感じない。とにかく憂佳が入ってきてるってことで、もう他には何も考えられなくて、広い背中にしがみつくしかなくて。

「…ぁ、かのん…、痛くない?」
「……わ、かんな…」

憂佳。憂佳。憂佳。
よくわかんないけど、なかで憂佳の指が動いてる。ゆっくり、たぶんすごく優しく、してくれてる。でも、ぜんぜんそれどころじゃない。異物感っていうのかすごくて、死ぬほど恥ずかしくて、何も考えられなくて。ただただ必死に口づける。憂佳の熱い舌と息で溶けそうになる。

だいじょうぶ?って囁かれた気がして、でもぜんぜん大丈夫じゃないから何も答えられない。憂佳の唇が、わたしの首筋とか頬とか額とかに、ちっちゃいキスを繰り返す。
それがあったかくて柔らかくてびっくりするくらい優しくて、泣きそうになる。ていうかほんとに涙が出てきて、憂佳の細い指がわたしの目尻をそっと撫でた。その感触まで優しすぎて、胸があつくなる。
これとおんなじものなんだと思うと、そこで動く感触も怖くなくて、安心感すら湧いてきて、そうするとだんだんその鈍い痛みに気付く。動かされるのがつらくて憂佳を呼んだ。

「ゆうか、ゆうか、ま…って、」
「……痛い?」
「…いたい、かも、…ちょっと」
「大丈夫?やめる?」

やめてほしいわけでもないから、小さく首を振った。キスされた。なかで動きの止まった指から、何かがじんわりと広がっていくような気がした。

少しだけ意識が戻ってきて、ぼんやりだった憂佳の顔も少しだけはっきりしてくる。
心配そうに覗き込んでる顔がなんか憎たらしくて、ほっぺたを摘んだ。やぁーだ、なんて笑うからますます憎たらしくなって、唇に噛みついた。

「いたいよ、花音」
「うちも痛いもん」
「…うん、ごめんね」

なんで謝るの、と思った。謝るくらいならなんでこんなことするの。わたしのこと好きなんじゃないの。好きだから、こういうことするんじゃないの?


「かのん、好きだよ」


また涙が滲んで憂佳が見えなくなる。
なんでそんなこと、なんでそんなタイミング良く、わたしの言ってほしいこと、言っちゃうのかな。憂佳のくせに。


好きだよ。かのん。大好き。溶けそうなくらいあまい声で囁かれて、全身がびりびりと痺れる。息が熱くなってく。なかのほうでまた何かがじんわり広がってく。どんどん熱くなってく。
わたしも好きだよって言いたいけど、苦しくてうまく言葉になんない。苦しいのに唇を塞がれて、ちょっと乱暴に憂佳の舌が暴れて、きっと憂佳も恥ずかしいんだと思った。

いい?って囁かれて、何のことかよくわかんなかったけど頷いちゃって、そしたらなかで止まってた指が動きだした。でもそんなに痛くなくなってて、まだ気持ちいいとかじゃないけど、でも、なんかへんな感覚でいっぱいになる。憂佳にしがみつく腕に力を込めると、ふたりの身体がより密着して、全身が憂佳の体温に包まれてることに安心する。
そこで動く感触はやっぱり優しくて、ゆっくりとわたしのなかを滑る。奥の奥まで入ってきたり、出ていきそうになったり。いりぐちとか外側もゆるくくすぐられて、思わずそこに力が入ると、なかの憂佳の指の存在がはっきりと感じられて、好きだと思った。大好きだと思った。たまんないくらい愛しいと思った。こんなこと、憂佳にしか許せないと思って、でも今はとても口では言えそうにないから、あとでちゃんと伝えなきゃ。









(2)へ →   戻る